最近使用している日立ドラム式洗濯機(BD-SV110CR)の調子が悪くなってきたので、過去実施した東芝洗濯機の分解洗浄のように自分でできるかチャレンジしてみようと思ったのですが、構造がかなり複雑なため断念。
安くお願いできるところがないか色々調査したところ、「ハウスクリーニングメンテナンス」のサービスが安価に分解清掃していただけそうだったので依頼してみたので、結果について共有します。
BD-SV110CRで発生していた事象
乾燥の効きが悪い
BD-SV110CRは乾燥機能がついていて、週に2~3回ほど使用するのですが、乾燥が完了しても昔のようにしっかり乾いた感じがしない状態が続いていました。
冬場は外に干してもなかなか乾かないので、BD-SV110CRで乾燥にかけた後、若干湿っている状態のタオルを外に干すということを続けていました。
これも電気代がかかる上に、めんどくさいのでなんとかしたいと思った理由の内の一つです。
若干生乾きの臭いが洗濯物についていることがある
タイトルだけで伝わると思いますが、しっかり洗った後に、外干しして乾燥させても、分厚めの服などにほのかに柔軟剤の臭いと混じって生乾き臭が残ることがありました。
ハウスクリーニングメンテナンスを選んだ理由
こういった作業依頼は「くらしのマーケット」というポータルサイトがあり、ここから発注することが多いと思います。
私がドラム式洗濯機の清掃で調べていくと、「サービス内容詳細」の中に気になる一文があり
- 洗濯槽の分解洗浄(取り外しなし)
という文言はほぼすべての業者のページにかかれていました。
大体の相場としては、25,000円~30,000円で洗濯槽の取り外しはオプションになっていることが多く、そう考えると3万円超えてくるのが私の相場感でした。
その中で、くらしのマーケットには掲載されいなかったのですが、自社HPを持っていて、基本料金の中に洗濯槽の分解洗浄が含まれており、各種割引を適用すると29,700円でできる「ハウスクリーニングメンテナンス」を発見したので、こちらに依頼することとなりました。
くらしのマーケットであれば、利用者の口コミが見れると思いますが、自社HPから集客している事業者は体験者の口コミを探すのが難しく、不安に感じる方も多いと思いますので、この記事を参考にしてみてください。
BD-SV110CRの分解洗浄
この日立ドラム式洗濯機のBD-SV110CRを使って5~6年になりますが、定期的に槽洗浄もしていたのでパット見はそれほど汚れてはいない状態。

分解した部品などを薬品にかけて洗浄していくので、お風呂場を使用しますが、しっかりと養生してくれるので安心でした。

まずは、洗濯機の下部から分解していました。
もっと中身が詰まっているかと思いましたが意外にスカスカ。

次に上部の乾燥フィルター周り。
ちょくちょく清掃はしていますが、ゴミが溜まっています。

上記の写真で見える右側のフィルターは通常取り外しできませんが、分解して取り外していただきました。

上部カバーを外すとこんな感じ

乾燥フィルター周辺はファンなどもあり、空気を吸い込むので、ホコリまみれになりがちだそうです。
こちらも清掃していただきました。

ドラム層の空気を乾燥フィルターに流している弁です。


洗濯槽カバーを外していただきました。

かなり汚れが溜まっています。

カバーを外した後の状態。

さらにもう一つのカバーを外す。

色んなところに汚れが溜まっています・・・


洗濯槽を外した後の状態。


洗濯槽と本体を固定しているボルト周辺


取り出したドラム層

多くの方はこのドラム層にびっしりカビが固着していて、それが悪臭の主な原因になっているそうなのですが、私の場合、月1回程度、ドラム式洗濯機のクリーナで槽洗浄しているので、カビは全く生えておらずかなりきれいな状態でした。
槽クリーナーは気休めで使用していて、洗濯槽はカビだらけになっていると思っていたのですが、ここはちょっと拍子抜けでした。
配管周りもみていただきました。

この黄色の付着物は汚れではなく、配管と配管をつなぐ糊のようなので、汚れでは有りません。
特に詰まった状態でもなくきれいとのことでした。
ここから槽の洗浄です。

洗濯槽も入念に清掃いただきました。


清掃の様子。
先の尖った器具を使って、かなり細かい部分まで清掃いただき満足。

清掃後







まとめ
清掃後に何度か運転させましたが、乾燥の効きも非常によくなって、生乾きの臭いもしなくなり、非常に満足しています。
こんなところまで!?と思うようなところも綿密に清掃いただいたので、また洗濯機ではなくて他の清掃についても依頼したいと思いました。