長瀞観光の途中で立ち寄れる、ローカル感あふれるハンバーガーショップ 「510DINER(ゴーイチマルダイナー)」。
黄色いコンテナをベースにした外観と、アメリカンポップな装飾が目を引く、思わず写真を撮りたくなる雰囲気のお店です。テラス席もあり、天気のいい日は開放的な空気の中で食事を楽しめるのが魅力です。
今回、私はランチで実際に訪れ、ハンバーガー・タコライス・クラムチャウダー・バナナシェイクを注文。
SNSでは「ボリューム満点」「長瀞に来たらぜひ!」など良い口コミが多く見られますが、今回はその中でも実際の味の感想や、メニューごとの満足度、良かった点・気になった点まで、忖度なく正直にレビューしていきます。
510DINER(ゴーイチマルダイナー)の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 510DINER(ゴーイチマルダイナー) |
| 住所 | 埼玉県秩父郡長瀞町(長瀞駅から車で約5分圏内) |
| ジャンル | ハンバーガー / アメリカン / カフェ |
| 価格帯 | 900円〜2,400円前後(ハンバーガーはポテト付き) |
| 主なメニュー | ハンバーガー・タコライス・クラムチャウダー・バナナシェイク など |
| パティについて | +100円で網脂パティに変更可能(旨味アップ・満足度が大きく変わる) |
| 店内席・テラス席 | あり(コンテナを改装したユニークな空間) |
| 雰囲気 | ポップで賑やか、アメリカのローカルバーガーショップ風 |
| 客層 | 観光客・若いカップル・ファミリー・サイクリストなど |
| テイクアウト | 可能(追加料金あり) |
| 駐車場 | あり |
510DINER は、長瀞エリアの観光ルート沿いにある、アメリカンスタイルのローカルバーガーショップです。店舗はコンテナを改装しており、ポップな看板や装飾、小物、手書きのメニューなど、どこを切り取っても 写真映えする世界観 がつくられています。
メインとなるのはハンバーガーで、すべて 注文を受けてから作る方式。
ハンバーガー以外にも、クラムチャウダーやタコライス、バナナシェイクなどのサイドメニューも揃っており、軽食〜しっかりランチまで幅広く対応できます。価格帯はやや観光地価格ですが、雰囲気・写真映え・「旅のワクワク感」がしっかり楽しめるお店です。
510DINERのメニュー
バーガー
510DINERのバーガーは、パティを自分の好みで選べるのが大きなポイントです。基本はスタンダードなミートパティですが、+100円で“網脂パティ”に変更可能。この網脂パティこそが、510DINERらしさを象徴する存在と言えます。


網脂パティとは
網脂(あみあぶら)は、肉を包むように覆って焼くことで、ジューシーさと濃厚な旨味を引き出す調理法のひとつ。
・脂の甘みが強く、口当たりがまろやか
・食べ終わった後にしっかり“肉を食べた実感”が残る
ただしその分、脂が多く、重さもはっきり感じるタイプ。
ガッツリ系が好きな人には最高ですが、軽めが好きな人は通常パティのままがちょうど良いと感じるはずです。
またバーガーメニュー全体としては「個性派×ボリューム系」が中心です。
| メニュー例 | 味の特徴 |
|---|---|
| タコチリバーガー | ピリ辛×肉の旨味が合わさる満足感の高い味 |
| 510 BBQバーガー | 厚切りベーコンの存在感が主役級 |
| ハワイアンシナモンパイナップルバーガー | 甘じょっぱい系で好みが分かれる |
| 510 BIG BURGER(パティ3枚 / 500g超え) | もはやフードチャレンジの領域 |
アボカド、ベーコン、目玉焼きなどトッピングの自由度が高いため、「自分の好きな味に作る楽しさ」もあります。
フード

510DINERはハンバーガーが主役の店…かと思いきや、フード系メニューにも“アメリカンダイナー感”がしっかりあります。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| メニュー構成 | クリーム系・スパイシー系・揚げ×パン系など、食べ応え重視 |
| 味付け | 全体的に“濃すぎない”ので、重そうに見えても食べやすい |
| ボリューム | 一皿でしっかり満腹。特にごはん系はかなり重め |
| 価格帯 | 900〜1,650円。立地×手作りで考えると妥当、観光地価格には近い |
| テイクアウト対応 | ごはん・ハードブレッド系は持ち帰り可能で便利 |
ドリンクメニュー

510DINERのドリンクメニューは、「アメリカンダイナーらしさ」と「ローカル感」が程よくミックスされた構成になっています。
まずソフトドリンクは、瓶コーラや瓶ジュースなど、缶・瓶飲料をそのまま提供するスタイルが中心。
メニューとしての種類数は多いわけではありませんが、
- コーラ(赤/ゼロ)
- ジンジャーエール
- レモン&ライム
- A&W ルートビア
など、“王道+ちょっとだけアメリカ寄り”のラインナップで、ハンバーガーとの相性が良いものが厳選されています。
一方、アルコールメニューは
- ハイネケン
- コロナ
- アサヒ瓶ビール
といった軽めで飲みやすいビールを中心に、レモンサワー・ハイボールなどの定番系もしっかり揃っています。
さらに、埼玉が誇る地ウイスキー「イチローズモルト」がある点は注目ポイント。
観光で来た人にも、ちょっと特別感がある選択肢になっています。
“種類で魅せる”というより、食事に合うものをきちんと揃えた実用的なドリンク構成で派手ではありませんが、ハンバーガーやプレート料理と組み合わせた時に「ちゃんと料理が主役になる」バランスの良いラインナップと思います。
その他のメニュー


510DINERのもう一つの看板メニューが「バナナシェイク」と「自家製クラムチャウダー」です。
まずバナナシェイクですが、フレーバー展開が豊富です。
- プレーン(基本のバナナシェイク)
- 黒胡麻
- ドラゴンフルーツ
- パイナップル
- 宇治抹茶&黒蜜
- イチローズモルト使用(※お酒入り)
特に「イチローズモルト バナナシェイク」はここでしか飲めない組み合わせで、“観光地での特別な一杯” として頼む価値ありです。
もう1つのメニューの主軸が 自家製クラムチャウダー。
バナナシェイクと同じく、これも“店として推したい味”がはっきりしていて、薄めではなく、しっかりとしたとろみと旨味があるタイプ。
- コクがあるのに重すぎない
- 具材の食感がきちんと残っている
- 単品でも、パンやごはんに合わせても相性が良い
という “ダイナー料理の中でも丁寧に作っている系” の味でした。
510DINERで実際に私が注文したメニュー
ダブルチーズバーガー|1,350円


今回注文したのは 「ダブルチーズバーガー」(ポテト付き)。
パティ2枚+チーズという、シンプルに“肉の実力”が試される王道構成です。
まず、見た目はちょっと小さいかなというのが正直な感想です。
ただ、分厚いパティが2枚重なって、手に持った瞬間ずっしり重く、見た目以上に実際にボリュームがあるタイプです。
- 肉感はある
- ただ少し香りに個性が弱い
- 全体としては“食べやすいけど印象が薄い”仕上がり
という印象。
肉の主張が強めな一方で、バーガーとしてうまみや味がしっかり出るタイプではないので、マクドナルドやバーガーキング、もしくはびっくりドンキーといった味に慣れていると、薄味に感じると思います。

テーブルにはケチャップとマスタードがあるのでここで味を調整するのがよさそうかなと思いました。
タコライス|1,300円


510DINERのタコライスは、見た目から華やかで、レタス・チーズ・トマトがたっぷり乗った“カフェ系タコライス”といった印象です。ひと口食べてまず感じたのは、ハンバーガーのミートと同じ味がベースにあるということ。
おそらくバーガーに使用しているパティと同じ肉を細かくして味付けしており、チリとトマトの風味がほんのり効いた、食べやすくマイルドな仕上がりになっていて、良い点は、重すぎず最後まで飽きずに食べられること。野菜の量がしっかりあるため、見た目以上にバランスが良く、ボリュームも十分。一皿で満足できる内容です。
ダブルチーズバーガーはちょっと微妙かなぁという感じだったので、ハンバーガーと迷っているのであれば、おそらく同じミートを使っているので、タコライスを注文しておけば失敗しないと思います。
クラムチャウダー|バーガー等とセットで650円(単品なら750円)



510DINERのクラムチャウダーは、今回食べたメニューの中でも特に好印象だった一品です。まず口に入れた瞬間、貝と野菜の旨味がしっかり溶け込んだ濃厚なコクが広がり、スープというより“食べるチャウダー”に近い満足感があります。とろみが強いタイプですが、塩味は控えめで、重たくなりすぎない絶妙な仕上がり。ミルク感やバター感だけで押していないので、じんわりと旨味が残る味です。
見た目としては量が少なく感じるのですが、実際に食べると濃度と満足感があるため、思ったより物足りなさはありません。パンやバターライスとの相性も良く、組み合わせ次第でしっかり一食分になるのもポイント。ただし、価格は少し高めという印象は正直あります。「めちゃくちゃ美味しいけど、人によってはコスパは気になる」といったラインです。
とはいえ、チェーン店や簡易系のチャウダーとは明確に違いがあり、“手間をかけて丁寧に作っている味”であることは一口目から伝わります。
バーガーを食べなくても、これ目当てで注文する価値は十分にあると感じました。特に寒い季節に来たら、間違いなく頼んでよかったと思える一品です。
バナナシェイク|500円


バナナシェイクは、程よい甘さとフルーティーさがあり、普通においしい仕上がりです。バナナの風味はしっかり感じられ、氷の粒感も少なく飲みやすいので、食事と一緒に頼んでも重すぎません。ミルク感もバナナに負けず、バランスの良い味わいです。
ただ、正直に言うと「特別感」や「唯一無二の感じ」はそれほどありません。
素材を活かした素朴な味ではありますが、有名シェイク店やコンビニのリッチ系シェイクと比べて「ここだからこそ飲みたい!」という強い特徴はそこまで感じませんでした。
もちろん、ランチやハンバーガーと合わせて飲むと相性は良く、“普通においしい”カテゴリーとしては安定感があります。特に甘いものが欲しいときや、食後のデザート代わりにはちょうど良い一杯かなと思いました。
510DINERの外観







510DINERの外観は、カジュアルで親しみやすい「アメリカ西海岸 × ローカル屋台」のような雰囲気が印象的です。
店舗は黄色いコンテナをベースにした造りで、無骨さと明るさがちょうどよく共存しています。通りからでも視認性が高く、初めて訪れる人でも見つけやすい点は◎。
また、ウッドデッキのテラス席や大きなPOPのハンバーガーバナーが目を引き、店の前を通るだけでも「ここはハンバーガー屋だ!」と一目でわかるのがポイント。
季節によっては写真のようにハロウィン仕様のデコレーションがされていたりと、店側の“遊び心”が感じられます。
さらに、テラス席はペット連れでも利用可能なことが多く、晴れた日は外で風を感じながら食べるのが気持ちいい。
観光地・長瀞ならではの、外遊びの途中に立ち寄れるカジュアルさが魅力です。
510DINERの内観






- コンテナを改装したアメリカンテイスト
- 手作り感とポップさのあるラフな内装
- テラス席・屋外席があり開放感がある
- カフェというより「気軽なバーガーショップ」の空気感
- 写真映えはするが、座席数は多くないので混雑時は待つ可能性あり
510DINERは、アメリカ西海岸のガレージを思わせるような、ラフで遊び心のある店内が印象的です。
コンテナをベースにした造りで、壁や天井にはポップなポスターやネオンサイン風の装飾が並び、少し無骨でカジュアル。それでいて、狙いすぎていない“手づくり感”が良い意味で親しみやすさにつながっています。
座席はコンパクトながら、テーブル同士が近すぎる感じはなく、ランチ利用でも居心地は悪くありません。



テラス席・半屋外席もあるため、天気の良い日は外で食べると雰囲気も抜群です。
まとめ
総じて 510DINER は、長瀞らしいゆるさとローカル感、そして写真映えする雰囲気を味わえるお店です。コンテナを改装した店内やポップな装飾など、観光の合間に立ち寄るだけでちょっと気分が上がる空間づくりは魅力的でした。
一方で、料理に関しては 「見た目のインパクトや雰囲気を楽しむお店」 という印象が強く、味の満足度はメニューによって差があるのが正直なところです。
タコライスやクラムチャウダーなどは比較的安心して楽しめ、観光客向けとしては十分。ただし価格帯はやや高めなので、しっかり「雰囲気代」として納得できるかがポイントになります。
「旅行中に気軽に寄れる、写真映えするランチがしたい」
「長瀞観光のついでにアメリカンな雰囲気を味わいたい」
そんな方にはちょうどいいお店です。
一方で、味に強いこだわりがある方や、ガッツリ系を求める場合は他店と比較して選ぶのが良さそうです。
雰囲気は◎。味は好みが分かれる。
“観光地のちょっと楽しい寄り道スポット” としておすすめできるお店かなと思いました。

