【正直レビュー】Cuore(クオーレ)|注意点・黒磯の地元民が通うイタリアン

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黒磯といえばカフェの街というイメージが強いですが、「ちゃんとしたディナーができる店は?」と聞かれると意外と答えに困るエリアでもあります。

そんな中で私が那須旅行のたびに必ず訪れているのが、料理でしっかり勝負しているイタリアン「Cuore(クオーレ)」。

外観は控えめで一見分かりづらいものの、店内に入ると落ち着いた空間が広がり、コース形式でゆっくり食事を楽しめる一軒です。

今回は改めて訪問し、前菜からパスタ、メインまで一通り体験してきたので、その魅力を改めてご紹介します。黒磯で“ちゃんと美味しいイタリアンを食べたい人”には間違いなくおすすめできるお店です。

目次

Cuore(クオーレ)の概要

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クオーレ(Cuore)は、那須塩原市・黒磯エリアにある本格イタリアンレストランで、カフェ文化が強いこの地域の中では珍しく“料理重視”で評価されている一軒です。

ランチ・ディナーともにコースのみの提供となっており、前菜・パスタ・メインを軸に構成された食事をゆっくり楽しむスタイルが特徴。

お任せコースに加え、自分で料理を選んでコースを組み立てることもでき、自由度の高さも魅力です。料理は地元那須の食材や旬の素材を活かし、炭火焼きなどシンプルな調理で素材の良さを引き出す構成。落ち着いた店内で、デートや記念日など“しっかり食事を楽しみたいシーン”に適した一店です。

Cuoreの外観・内観

クオーレの外観は、いわゆる“レストラン感”が強くないのが特徴です。

シンプルなグレーの外壁に大きな窓が並ぶ建物で、一見すると飲食店とは気づきにくく、知っている人だけが訪れる隠れ家的な雰囲気があります。

実際、店舗は2階に位置しており、外からは店内の様子がうっすら見える程度で、派手な看板もほとんどありません。

こうした控えめな外観は、黒磯エリアの落ち着いた街並みにもよく馴染んでいます。なお、JR黒磯駅から徒歩10〜12分ほどの立地にあり、観光客というよりも“目的を持って訪れる店”という印象。外観の時点で、料理にしっかり向き合う店であることが伝わってくる一軒です。

店内は木の温もりを感じる落ち着いた空間で、いわゆる高級店のような堅苦しさはなく、ほどよくカジュアルさも残した雰囲気です。白いテーブルクロスとキャンドルの灯りが印象的で、自然と会話のトーンも落ち着く“大人の空気感”が漂っています。

カウンターにはワインボトルが並び、オープンキッチンのようなライブ感もありつつ、全体としては静かに食事を楽しむ設計。席数は多くなく、テーブル間の距離も適度に保たれているため、周囲を気にせずゆっくり過ごせます。

また、装飾にはギターやアンティーク調の小物が使われており、どこか温かみのある個人店らしさも感じられる空間。派手さはありませんが、「料理をじっくり楽しむための空間」として非常にバランスの取れた内装でした。

Cuoreのオーダー方法|コースのみだが自由度あり

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Cuore(クオーレ)はランチ・ディナーともにアラカルトの提供はなく、すべてコース形式での営業となっています。

  • ランチ:5,500円
  • ディナー:8,800円・11,000円・16,500円

選択可能です。

基本はシェフのお任せコースとなっており、季節や仕入れに応じた料理を楽しめるスタイルですが、特徴的なのは自分でコース内容を組み立てることもできる点です。

その場合は、前菜・パスタ・メインの各カテゴリーから少なくとも1品ずつ注文する必要があり、自由度とコースの構成バランスが両立されています。

単品注文のような気軽さはありませんが、料理を一連の流れとして楽しむ設計となっており、食事そのものをじっくり味わいたい人に向いたスタイルのレストランです。

今回は前菜×2・パスタ×1・メイン×1で自身でコースを作って注文しました。

以下、価格も表示していますが、2名分の料金です。

前菜:鮮魚のカルパッチョ|3,500円

前菜として注文した鮮魚のカルパッチョは、一見シンプルながら完成度の高い一皿でした。薄くスライスされた真鯛は臭みがなく、しっとりとした食感で、素材の良さがしっかり伝わってきます。

そこにオリーブオイルと程よい酸味のドレッシングが合わさり、重たさのない軽やかな味わいに仕上がっていました。さらに、上に乗せられた葉物野菜やハーブが食感と香りのアクセントとなり、魚と一緒に食べることで全体のバランスが一気に引き締まります。

素材と構成で魅せる、Cuoreらしい丁寧な前菜でした。

前菜:那須野菜のオーブン焼き|2,600円

もう一品の前菜として注文した那須野菜のオーブン焼きは、素材の力強さをそのまま感じられる一皿でした。

じゃがいもや人参、玉ねぎ、ズッキーニなどがシンプルに火入れされており、見た目以上に一つひとつの味が濃いのが印象的です。

特に玉ねぎはしっかりと甘みが引き出されていて、オーブン調理の丁寧さが伝わってきます。添えられたソースはコクがあり、野菜の甘みと合わせることで味に奥行きが生まれますが、あくまで主役は野菜そのもの。派手な味付けではなく、素材の良さを活かした構成で、那須の食材の魅力をしっかり感じられる前菜でした。

パスタ:アンコウのソース|2,300円

パスタはアンコウのソースを選択。見た目はシンプルながら、ひと口食べると一気に印象が変わる一皿でした。アンコウはしっかりと身がほぐされており、淡白な中に旨味が凝縮されていて、ソース全体に深みを与えています。

コクがあり、魚介の出汁がしっかり効いているのが特徴的でした。

パスタも自家製でこれまでに食べたことがないような独特の食感があり、ソースとの絡みも良く、完成度の高さを感じます。

派手さよりも味の積み重ねで魅せるタイプで、Cuoreらしい丁寧な仕事が伝わる一皿でした。

メイン:骨付き子羊の炭火焼き|4,800円

メインで選んだ骨付き子羊の炭火焼きは、Cuore(クオーレ)に行く際には必ずオーダーしている一皿です。

炭火で焼かれた香ばしい香りが立ち上がり、ひと口食べると外はしっかり焼き目が付きつつ、中は美しいミディアムレア。

子羊特有の旨味と脂の甘みがバランスよく広がります。クセは抑えられていながらも風味はしっかり感じられ、ラムが苦手な人でもかなり満足度は高い仕上がり。

付け合わせの野菜やソースも主張しすぎず、あくまで主役の肉を引き立てる構成で、全体として完成度の高さを感じました。シンプルながら火入れの技術が光る、まさに“料理で魅せる一皿”でした。

自家製パン|880円/名

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提供された自家製パンは、外は軽く香ばしく焼かれ、中はしっとりとしたもちもち食感が印象的な一品でした。

噛むほどに小麦の風味が広がり、シンプルながらもしっかりとした存在感があります。

特に中のクラムは弾力があり、料理のソースをよく吸ってくれるため、前菜やメインと合わせて楽しむのに最適です。さらに嬉しいのがおかわり自由という点で、気兼ねなく追加できるのもポイント。

コース全体を通して“脇役”にとどまらず、食事の満足度を底上げしてくれる、完成度の高い自家製パンでした。

Cuore(クオーレ)のドリンクメニュー

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Cuoreのドリンクメニューは、全体的に“イタリアンに寄せたシンプル構成”が特徴です。

ビールやウイスキーなど最低限のラインナップは揃えつつ、中心はやはりワイン。スパークリング、白、赤といった基本を押さえた構成で、料理と合わせて楽しむことを前提にした内容になっています。

特にボトルワインは5,000円前後から用意されており、気軽に注文しやすい価格帯なのも印象的でした。一方で、ノンアルコールもイタリア産のブラッドオレンジジュースやレモンソーダなど、食事に合うものが厳選されており、アルコールを飲まない人でも満足できる内容です。

全体として種類の多さよりも、料理との相性を重視した“無駄のないラインナップ”と思います。

Cuore(クオーレ)のメニュー

Cuoreのメニューは、「アンティパスト(前菜)」「プリモピアット(パスタ)」「セコンドピアット(メイン)」といったイタリアンの基本構成に沿っており、非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。一方で、内容は日替わりや季節の食材に大きく依存しており、「本日のおすすめ」や「カウンター上の黒板を参照」といった記載が多く、固定メニューに頼らないスタイルになっています。

また、それぞれの料理には産地や調理法の説明がしっかり添えられており、例えば前菜では生ハムや地元野菜、メインでは炭火焼きなど、素材と火入れへのこだわりが明確に伝わってきます。種類自体は決して多くありませんが、その分一品一品の完成度に重きを置いた構成で、選ぶ楽しさよりも“料理そのものを味わう”ことにフォーカスされたメニュー設計と思います。

以下の価格は2人前の料金です。

前菜(Antipasto)

メニュー名価格
前菜の盛り合わせ¥2,500〜
プロシュート(生ハム)¥2,600
インサラータ・チェーザレ(サラダ)¥1,600
鮮魚のカルパッチョ¥2,500〜
アンチョビポテト¥1,500
那須野菜のオーブン焼き(チーズソース)¥2,600
本日のスープ店員へ確認

パスタ(Primo piatto)

メニュー名価格
本日のパスタ¥1,700
魚介のパスタ¥1,800〜
自家製生パスタ¥1,800〜
その他のパスタ(黒板メニュー)¥1,800〜

メイン(Secondo piatto)

メニュー名価格
ビステッカ(Tボーンステーキ)¥3,800
本日の鮮魚の炭火焼き¥3,800〜
子羊の炭火焼き¥4,200〜
和牛の炭火焼き¥5,000〜
ミラノ風カツレツ¥3,500

まとめ

Cuoreは、黒磯というカフェ文化の強いエリアにおいて、“料理で選ばれる数少ない一軒”だと改めて感じました。コースのみというスタイルは一見ハードルが高そうに見えますが、その分、一皿一皿の完成度は高く、前菜からメインまでしっかりと満足感のある内容です。

さらに、自分でコースを組み立てられる自由度もあり、好みに合わせて楽しめるのも魅力の一つ。店内の落ち着いた雰囲気や丁寧なサービスも含めて、「しっかり食事を楽しむ時間」を提供してくれるお店です。

那須旅行のたびに訪れたくなる理由は、単に美味しいだけでなく、“安心して任せられる店”だからこそ。黒磯でディナーに迷ったら、まず候補に入れて間違いない一軒です。

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