【正直レビュー】くら馬の祇園ディナーコース|口コミと実体験・料理・ドリンクを徹底解説

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料理・空間・ドリンク——すべてが“体験”として設計された「くら馬」をご紹介します。

「くら馬」は、ただ美味しいだけでは終わらない、五感で楽しむ一軒です。季節感を丁寧に映した揚げ物や強肴、締めの食事、そして抹茶とデザートに至るまで、一皿ごとにストーリーがあり、食べ進めるほどに世界観へ引き込まれていきます。

さらに印象的だったのは、料理を引き立てるドリンクのラインナップ。ワインや日本酒はもちろん、ノンアルコールまで含めて「料理との相性」を徹底的に考え抜かれており、ペアリングの完成度の高さを感じました。そして、その体験をより特別なものにしているのが、和モダンな個室空間と庭園の美しい景色。静寂の中でゆったりと流れる時間が、料理の価値をさらに高めてくれます。

本記事では、実際に体験した料理の内容から、個室の魅力まで、くら馬で感じたことを正直にレビューしていきます。

ランチのレビューは以下をご参照ください。

目次

鉄板・懐石 くら馬の概要

項目内容
店名鉄板・懐石 くら馬
ジャンル鉄板焼き × 懐石料理
所在地埼玉県さいたま市大宮区三橋
アクセス大宮駅西口から車で約7分/駐車場あり
店舗形態一軒家レストラン(庭園あり)
席タイプ個室・テーブル席・鉄板カウンター
料理黒毛和牛ステーキ、季節の懐石コース
価格帯ランチ:5,000〜10,000円/ディナー:15,000円〜
特徴庭園ビュー・着物接客・高いホスピタリティ

鉄板・懐石 くら馬 は、鉄板焼きと懐石料理を融合させた和の高級レストランです。

大宮エリアにありながら、一歩足を踏み入れると喧騒を忘れるような落ち着いた空間が広がり、庭園を望む一軒家ならではの非日常感を味わうことができます。

料理は黒毛和牛のステーキを中心に、季節の食材を活かした前菜やお造り、お椀などをコース仕立てで提供。

鉄板焼きのライブ感と懐石の繊細さを同時に楽しめるのが大きな魅力です。個室も充実しており、接待や顔合わせ、記念日といった“外したくないシーン”で選ばれることが多く、大宮で上質な食事をする際の有力な選択肢の一つです。

くら馬の個室

くら馬の個室は、単なる「プライベート空間」という枠を超え、“料理と時間を楽しむための舞台”として設計されているのが印象的です。室内は和モダンな落ち着いたトーンで統一されており、木の温もりを感じるテーブルと余白を活かした空間構成が、自然と気持ちを整えてくれます。過度な装飾はなく、床の間や掛け軸などのしつらえが静かに存在感を放ち、「日本らしさ」をさりげなく演出しています。

特に魅力的なのが、窓の外に広がる庭園の存在です。池に浮かぶように配置された桜のライトアップは、時間帯によって表情が変わり、食事とともに景色も楽しめる贅沢な演出になっています。昼は開放的に、夜は幻想的に──この変化が、同じ空間でも全く異なる体験を生み出しています。

全体として、くら馬の個室は「料理・空間・時間」が一体となった完成度の高い体験を提供しており、接待や記念日といった特別なシーンにふさわしい空間と言えます。

くら馬のディナーメニュー|祇園~gion~(17,600円/名)

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祇園~gion~コースは、懐石料理の流れをベースに鉄板焼きを組み合わせた、くら馬らしい構成のディナーコースです。

先付や前菜では桜豆腐や白魚など季節感のある食材が使われ、見た目にも春らしさを感じられる内容となっています。

続くお造りや炊き合わせでは、その日の鮮魚や丁寧に仕上げられた煮物が提供され、素材の良さと出汁の完成度を楽しめます。焼物や揚物では魚や海老などがバランスよく組み込まれ、メインには黒毛和牛のステーキが登場。

最後はご飯・赤出汁・デザートまでしっかりとした流れで締められ、全体を通して“和の流れ”と“満足感”を両立した完成度の高いコースです。

先附

先附は、桜を感じさせるやわらかな色合いの桜豆腐に、うるいなどの春野菜を添えた、季節感あふれる一皿。

口に含むと、まず豆腐のなめらかな食感とやさしい甘みが広がり、そこにほんのりとした風味のソースが重なって上品な味わいに仕上がっています。

添えられた山菜はシャキっとした食感とほのかな苦味があり、全体のバランスを引き締めるアクセントに。さらに桜の花びらがあしらわれており、視覚的にも春を感じられるのが印象的です。コースの始まりとして、静かに期待値を高めてくれる完成度の高い先附でした。

前菜

先附は、春の訪れを感じさせる食材が美しく盛り付けられた一皿。

ホタルイカや山菜などがバランスよく配置され、それぞれ異なる味わいと食感を楽しめる構成になっています。

全体の味にやさしいまとまりを与えているのも印象的。見た目にも桜の枝があしらわれており、視覚的にも季節感をしっかり感じられます。

味付けは全体的に控えめで、素材本来の風味を活かした上品な仕上がり。コースの最初にふさわしい、“これからの料理への期待を高めてくれる前菜”でした。

椀盛り

椀盛りは、澄んだ出汁の美しさが印象的な一品で、和食の真価を感じられる料理です。

写真の通り、はまぐりを中心に山菜や野菜が添えられ、見た目にも非常に上品な仕上がり。

ひと口含むと、まず出汁の香りと旨味が静かに広がり、素材の風味を引き立てているのが分かります。はまぐりのやさしい旨味と山菜のほのかな苦味が重なり、シンプルながら奥行きのある味わい。

味付けは控えめで、あくまで出汁と素材を主役にした構成です。コースの中でも印象に残る、“和食の基本の強さ”を実感できる一椀でした。

お造り

お造りは、シンプルな構成ながら、素材の良さがしっかりと伝わる一皿。それぞれの個性がしっかり引き立っており、食べ比べる楽しさも感じられます。

余計な演出を加えず、素材そのものの美味しさで勝負している点が好印象。和食の基本である“鮮度と技術”をしっかり感じられる、完成度の高いお造りでした。

炊合せ

炊合せは、素材を丁寧に炊き上げた、出汁の美味しさが際立つ一品。

見た目はシンプルながら、それぞれの食材にしっかりと味が染み込み、口に含むとやさしい旨味がじんわりと広がります。特に大根は柔らかく、出汁をたっぷり含んだ上品な仕上がり。

コースの中盤で一度リセットしてくれる、落ち着いた味わいの一皿でした。

焼物

焼物は、香ばしく焼き上げられた魚に、菜の花をたっぷりと添えた季節感あふれる一皿。

外側はしっかりと焼き目がつき、中はふっくらとした仕上がりで、口に入れた瞬間に旨味が広がります。上に乗せられた菜の花はほのかな苦味があり、脂の乗った魚との相性が抜群。

全体のバランスを引き締める役割を果たしています。さらに、添えられた酢漬けのような一品が口の中をさっぱりとリセットしてくれるため、最後まで飽きずに楽しめる構成。シンプルながらも完成度が高く、和食の奥深さを感じさせる焼物でした。

揚物

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揚げ物は、衣の軽さが印象的な上品な一皿。

外はサクッと香ばしく、中はほくほくとした優しい食感で、油っぽさを感じさせない仕上がりです。

添えられた春野菜は、揚げることで甘みが引き立ちつつ、ほのかな苦味がアクセントとなり、全体のバランスを整えています。

重たくなりがちな揚げ物ですが、くら馬ではあくまで“軽やかさ”を重視した仕上がりで、コースの流れを崩さず楽しめるのが魅力。口直しとしても優秀な一皿でした。

強肴

強肴は、しっかりと焼き上げられた肉にたっぷりのトリュフを合わせた、コースの中でも印象に残る贅沢な一皿。

肉は外側が香ばしく、中はジューシーで旨味が凝縮されており、一口ごとに満足感があります。

そこに重なるトリュフの芳醇な香りが一気に広がり、シンプルな調理ながらも高級感のある味わいへと昇華。脂の甘みとトリュフの土っぽい香りが絶妙に調和し、食べ進めるほどに深みを感じられます。

まさに“主役級”と呼ぶにふさわしい、満足度の高い強肴でした。

食事

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食事は、山菜を中心にした炊き込みご飯で、コースの締めにふさわしいやさしい味わいの一品。

ご飯一粒一粒にしっかりと出汁が染み込み、噛むほどに旨味が広がります。山菜のほのかな苦味と香りがアクセントとなり、ここまでの料理で満たされた口の中を心地よく整えてくれる印象。

派手さはないものの、丁寧に作られていることが伝わる完成度で、最後まで“和食らしさ”をしっかり感じさせてくれます。量も程よく、満足感を残しつつも重たくならない絶妙なバランス。余韻まで楽しめる、締めとして非常に完成度の高い一皿でした。

デザート

デザートは、抹茶のカステラに生クリームを添えた、和の余韻を感じる一皿。

ふんわりと軽い口当たりのカステラは、しっとりとした食感とともに、抹茶のほろ苦さと香りがしっかり広がります。甘さは控えめで、コースの締めとして非常にバランスの良い仕上がり。

添えられた生クリームを合わせることで、コクとまろやかさが加わり、味の変化も楽しめます。最後まで重たさを感じさせず、和食の流れを崩さない上品なデザート。食後の満足感を穏やかに引き上げてくれる、心地よい締めくくりでした。

抹茶

食後に提供される抹茶は、コースの締めにふさわしい一杯。

きめ細かく立てられた泡が美しく、口当たりは非常になめらか。ひと口含むと、抹茶特有のほろ苦さと奥深い旨味が広がり、甘味の余韻を心地よく引き締めてくれます。

主張しすぎないバランスの良さで、ここまでの料理の流れを崩すことなく、最後まで“和”の世界観を保ってくれるのが印象的。

デザートの後に抹茶が出てくることで、単なる食後ではなく「体験」としてしっかり完結する構成になっており、くら馬らしい丁寧さとこだわりを感じる一杯でした。

くら馬のドリンクメニュー

くら馬のドリンクメニューは、単に種類が多いだけでなく、「料理体験を最大化するために設計されている」点が大きな特徴です。

まずワインはフランスを中心に、ブルゴーニュやボルドーといった王道に加え、カリフォルニアやオーストラリアなどの新世界ワインもバランスよく揃えられており、軽めの白から重厚な赤、さらには数万円クラスのプレミアムワインまで幅広く対応しています。これにより、繊細な和食から濃厚な和牛ステーキまで、料理に合わせた最適なペアリングが可能になっています。

また、日本酒や焼酎も厳選されており、和食との相性を重視したラインナップが印象的です。特に食中酒として飲みやすい銘柄が中心で、「料理の邪魔をしない」という日本料理店らしい哲学が感じられます。

一方でウイスキーやブランデーも充実しており、食後の余韻を楽しむための選択肢までしっかり用意されています。

さらに特徴的なのがノンアルコールドリンクの充実度です。

アサイーベリージュースやオリジナルカクテルなど、見た目にも美しく、味わいも本格的なドリンクが揃っており、お酒を飲まない人でも満足できる構成になっています。全体として、くら馬のドリンクメニューは「誰と来ても楽しめる」「料理と一体で完成する」という思想が徹底されており、高級店としての完成度の高さを感じさせる内容です。

まとめ

今回訪れた「くら馬」は、料理・ドリンク・空間、そのすべてが高いレベルで調和した“完成された体験型の和食店”でした。

揚げ物や強肴に見られる丁寧な火入れと素材の活かし方、締めの食事や抹茶に至るまでの流れは、まさに一つのコースとしての完成度の高さを感じさせます。

また、ワインや日本酒、ノンアルコールまで幅広く揃えたドリンクは、単なる品揃えではなく「料理を引き立てるための設計」が徹底されており、ペアリングの満足度も非常に高いものでした。

さらに、和モダンな個室と庭園の景色が織りなす空間は、日常を忘れさせてくれる特別な時間を演出してくれます。静かに食事と向き合える環境だからこそ、一皿一皿の価値がより深く感じられるのも大きな魅力です。

総じてくら馬は、「美味しい」を超えて“記憶に残る体験”を提供してくれる一軒。接待や記念日など、特別なシーンで間違いなく満足度の高い選択肢になると感じました。

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