いちご狩り農園の“本当の実力”は、実はいちご狩りだけでは分からない――。
個人的に、その農園のクオリティを測る一つの指標になると思っているのが、「店頭販売や自動販売機のいちごがどれだけ人気か」という点です。
本当に美味しい農園は、いちご狩り利用者だけではなく、“いちごを買うためだけ”に人が集まります。今回訪れた 岩槻いちごファーム Nakaiwa は、まさにそんな農園でした。
朝から店頭には行列ができ、人気品種は次々と売り切れ。昼過ぎには、ほぼすべての商品が無くなってしまうほどの人気ぶりです。実際にいちご狩りを体験してみても、その理由にはすぐ納得しました。
とにかく一粒が大きく、スーパーではなかなか見かけないレベルのサイズ感。普段はいちご狩りで100個以上食べることもある私ですが、ここでは30個ほどでかなり満足できるほど、一粒一粒の存在感が圧倒的でした。
さらに複数品種の食べ比べもでき、味の違いを楽しめるのも魅力。個人的には「マロンベリー」が特に印象的でした。埼玉県内でも、“美味しいいちごを本気で楽しみたい人”にはかなりおすすめしたい農園でしたのでご紹介します。
岩槻いちごファームの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 岩槻いちごファーム Nakaiwa |
| 営業時間(直売) | 10:15〜13:00 |
| 直売について | いちごが無くなり次第終了 |
| 土日の案内 | 混雑緩和のため、整理券による入場制限を行う場合あり |
| いちご狩り営業時間 | 9:45〜12:15 |
| いちご狩り予約 | 完全WEB予約制 |
| 注意事項 | 予約コースの時間は時期や実り状況で変更となる場合あり |
| 混雑状況 | 人気のため、特に土日は混雑しやすい |
| 特徴 | 大粒いちご・複数品種の食べ比べが魅力 |
埼玉県さいたま市岩槻区にある 岩槻いちごファーム Nakaiwa は、首都圏からアクセスしやすい立地と、高品質ないちごを楽しめることで人気を集めているいちご狩り農園です。岩槻ICから比較的近く、車で行きやすいため、週末には家族連れやカップルを中心に多くの人が訪れます。



最大の特徴は、複数品種のいちごを一度に食べ比べできる点です。一般的ないちご狩りでは1〜2品種程度のことも多いですが、ここでは品種ごとの味・香り・甘みの違いをしっかり楽しめます。実際に食べてみると、「酸味が少なく甘さ重視」「香りが強め」「果汁感が多い」など、かなり個性が違うため、“食べ比べそのもの”がイベントとして成立している印象でした。

また、栽培方法は高設栽培を採用しており、立ったまま快適にいちご狩りができます。しゃがみ続ける必要がないので、小さな子ども連れやシニア世代でも利用しやすい環境です。
ハウス内も比較的きれいに整備されており、いわゆる「昔ながらの農園」というより、観光農園としてかなり快適性を意識して作られていると感じました。
さらに、岩槻いちごファームは“サイズ感”でも印象に残る農園です。実際に訪れると、大粒のいちごが多く、見た目のインパクトもかなり強め。一粒あたりの満足感が高く、「数を食べる」というより「美味しいいちごをしっかり味わう」タイプのいちご狩りを楽しめます。
埼玉県内はいちご狩りスポットが多いエリアですが、その中でも「味の満足度」と「食べ比べの楽しさ」を重視する人には、かなり相性の良い農園だと思います。
岩槻いちごファーム Nakaiwaをおすすめする理由
いちごのサイズが大きい




実際に行って一番驚いたのは、やはりいちごのサイズ感でした。
スーパーでよく見る一般的ないちごとは明らかに違い、「これ、本当に食べ放題に入っているの?」と思うレベルの大粒いちごがかなり多いです。
感覚としては、デパ地下や高級フルーツ店などで「6個1500円前後」で売られていそうなサイズ感。実際、それくらいのインパクトがある大粒いちごが普通に並んでいました。
しかも、単純に大きいだけではなく、果汁感もしっかりあります。一口食べると口いっぱいに甘みが広がり、“いちごを食べている満足感”がかなり強いです。
普段いちご狩りでは100個以上食べることもある私ですが、今回は30個程度でかなり満腹になりました。これは単純に胃が小さくなったわけではなく、一粒一粒の密度と満足感が高かったからだと思います。
一般的ないちご狩りだと、「小粒を数で楽しむ」感覚になることもありますが、岩槻いちごファームはどちらかというと、“高級いちごを贅沢に食べ続ける”ような感覚に近いです。
「せっかくいちご狩りへ行くなら、しっかり美味しいいちごを食べたい」
そんな人にはかなりおすすめできる農園だと感じました。
複数品種の食べ比べがかなり楽しい
岩槻いちごファームをおすすめしたい理由のひとつが、複数品種のいちごを食べ比べできることです。
実際に行ってみると、「いちごってこんなに味が違うの?」と驚くレベルで個性があります。
今回食べ比べ可能だった品種は以下でした。
- 紅ほっぺ
- すずりん
- スターナイト
- マロンベリー
- みくのか
- よつぼし
例えば、
- 甘さがかなり強い品種
- 酸味とのバランスが良い品種
- 香りが華やかな品種
- 果汁感が強いジューシー系
- コク深く濃厚な味わいの品種
など、それぞれかなり特徴が違います。
特に印象的だったのは、同じ“赤いいちご”でも、後味や香りの残り方が全然違うこと。普段スーパーで何気なく食べていると気づきにくいですが、実際にその場で食べ比べると、かなり違いを感じます。
個人的に一番好みだったのは マロンベリー。名前のインパクトだけではなく、甘みの濃さと風味の深さがかなり印象的でした。普通のいちごより“デザート感”が強く、気づけば何度も取りに行っていました。
また、食べ比べができることで、最後まで飽きにくいのも良かったポイントです。
一般的ないちご狩りだと、途中から「全部同じ味」に感じてしまうこともありますが、岩槻いちごファームでは「次はどの品種を食べよう」という楽しさがあります。
単純に“量を食べる”だけではなく、“お気に入りの品種を探す楽しさ”があるのは、この農園ならではの魅力だと思いました。
チョコフォンデュで味変もできる

岩槻いちごファームのいちご狩りでは、チョコも用意されているため、チョコフォンデュ風に楽しむこともできます。
実際、家族連れやカップルを中心にかなり人気で、「普通に食べる」「チョコをつける」を切り替えながら楽しんでいる方も多く見かけました。
特に子ども連れだと、この“味変”要素がかなり盛り上がると思います。
また、複数品種のいちごがあるので、
- 甘みが強い品種はそのまま
- 酸味がある品種はチョコをつける
など、自分好みに食べ分けるのも面白いポイントでした。
ただ、個人的には――
ここのいちごは、そのまま食べるのがおすすめです。
というのも、岩槻いちごファームのいちごは、もともとの甘みがかなり強く、一粒一粒の完成度が高いからです。
特に大粒いちごは果汁感もしっかりあり、チョコをつけるより、そのまま食べたほうが“いちご本来の美味しさ”をより感じられました。
もちろん途中で味変としてチョコを使うのはアリですが、「まずは何もつけずに食べてみてほしい」と感じるくらい、いちご自体のクオリティが高い農園でした。
岩槻いちごファーム Nakaiwaのその他の特徴
いちごの店内販売店内販売も大人気|“いちごを買うためだけに来る人”も多い

岩槻いちごファームでは、いちご狩りだけではなく、店内で販売されているいちごも非常に人気があります。
もちろん、「いちご狩りを楽しんだあとにお土産を買って帰る」という人も多いのですが、実際に見ていて印象的だったのは、“いちご狩りをせずに、いちごだけを買いに来ている人”がかなり多かったことです。
実際、販売コーナーには次々と人が訪れており、「今日は購入だけ」という雰囲気の方もかなり見かけました。
それだけ、“いちごそのもの”の評価が高いのだと思います。
販売されている品種も非常に豊富で、
- 紅ほっぺ
- べにたま
- フロンベリー
- すず
- かおり野
- よつぼし
- スターナイト
- あまりん
- ゆきざくら
など、かなり豪華なラインナップでした。

また、人気品種は午前中で売り切れることもあります。途中で補充されるケースもありますが、「今日はこの品種を買いたい」という目当てがある場合は、やはり午前中の来店がおすすめです。
いちご狩りスポットというより、“美味しいいちごを買える直売所”としても成立しているのが、岩槻いちごファームの強さだと感じました。
いちごの自販機


岩槻いちごファームでは、店内でもいちごを購入できますが、個人的に便利だと感じたのが敷地内に設置されている“いちごの自動販売機”です。
店内販売だと、タイミングによっては並んでいたり、スタッフの方へ声をかけたりする必要がありますが、自動販売機なら気軽にササッと購入できます。
特に、
- 「帰り際に少しだけ買いたい」
- 「家族へのお土産を追加したい」
- 「車の中で食べる用に欲しい」
といった場面ではかなり便利でした。

しかも、販売されているいちごも普通にクオリティが高く、大粒で見た目がきれいなものが多め。実際にいちご狩りで食べて「美味しかったから持ち帰りたい」と思ったタイミングで、そのまま気軽に購入できる導線がしっかり作られている印象でした。
観光農園系だと、「買いたいけどレジが混んでいて面倒…」となることもありますが、岩槻いちごファームはそういったストレスが少ないのも良かったポイントです。
ちょっとした設備ですが、“利用者目線で考えられている農園だな”と感じました。
野菜の直売




岩槻いちごファームで個人的に意外だったのが、いちごだけではなく、販売されている野菜のクオリティもかなり高かったことです。
店頭では、
- ブロッコリー
- キャベツ
- ミニトマト
- フルティカ
- イエローミニ
など、新鮮な野菜が販売されていました。
しかも、ただ「ついでに置いてある」レベルではなく、実際かなり美味しそう。地元の直売所感覚で購入している方も多く、野菜目当てで見ている人も結構いました。
そして、この野菜が美味しい理由として大きいのが、岩槻いちごファームは、実はいちご栽培を始める前は“トマト農園”だったという点です。
そのため、特にトマト系はかなり強い印象を受けました。
実際に販売されていた フルティカ や イエローミニ は、見た目からして鮮度が高く、色つやもかなり良い感じ。説明POPも丁寧に作られていて、「甘みが強い」「酸味とのバランスが良い」など、それぞれの特徴が分かりやすく紹介されていました。
特にフルティカは、中玉サイズで果汁感が強く、“トマトっぽさ”と“食べやすさ”のバランスがかなり良い印象。普段スーパーで買うトマトとは、鮮度感がかなり違いました。
いちご狩り目的で行ったのに、気づけば野菜も買って帰りたくなる。
そんな“直売所としての魅力”も、岩槻いちごファームの強みだと思います。
子どもの遊び場も充実


岩槻いちごファームは、単純に“いちごが美味しい”だけではなく、ファミリー目線で見てもかなり利用しやすい農園だと感じました。
特に良かったのが、子ども向けのちょっとした遊びスペースが用意されていることです。
敷地内にはブランコなどの遊具が設置されていて、
- いちご狩り開始までの待ち時間
- お土産購入中
- 家族が会計している間
など、少し時間が空いたときでも、子どもが退屈しにくい環境になっていました。
実際、いちご狩り施設は人気になるほど待ち時間が発生しやすく、「子どもが飽きてしまう問題」が意外と大変だったりします。
ただ、岩槻いちごファームはこうした細かい配慮があるため、親としてもかなり安心感があります。
特に小さい子どもだと、「じっと待つ」のが難しいことも多いですが、軽く遊べるスペースがあるだけで、かなり過ごしやすさが変わります。
また、“ガチガチのキッズパーク”ではなく、あくまで自然な雰囲気の中で遊べる感じなのも個人的には好印象でした。
「子どもを連れていちご狩りへ行きたいけど、待ち時間が心配」
そんなファミリーにも、かなり利用しやすい農園だと思います。
まとめ
岩槻いちごファーム Nakaiwa は、単なる“観光向けのいちご狩りスポット”ではなく、「いちごそのものの美味しさ」で多くの人を惹きつけている農園だと感じました。



実際、店頭販売や自動販売機には朝から多くの人が集まり、昼過ぎには売り切れが続出。それだけ“買ってでも食べたい”と思われているいちごだということが分かります。
そして実際のいちご狩りも非常に満足度が高く、一粒がかなり大きい。普段大量に食べる人でも、しっかり満足感を得られるレベルの食べごたえがあります。さらに複数品種を食べ比べできるため、「ただ量を食べる」のではなく、“味の違いを楽しむ体験”ができるのも大きな魅力でした。
また、元トマト農園という背景もあり、販売されている野菜のクオリティも高め。いちご狩りだけで終わらず、直売所としても楽しめるのが岩槻いちごファームの強さだと思います。
「せっかく行くなら、本当に美味しいいちごを食べたい」
そんな人には、かなりおすすめできる農園でした。

